お絵かきラン、走り方のヒント

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これまでの経験にもとづき、お絵かきランを走るときのコツをまとめました。きちんと絵が完成するのか、慣れないうちは不安だと思いますので、ヒントにしていただければ幸いです。

①地図を頼りに。おすすめはスマホ

「頭の中にルートをたたきこんで走る」という凄い人もごくまれにいますが、無理せずにコースの地図を持って走りましょう。

地図は紙に印刷したコース図でもいいし、スマホの地図アプリでもかまいません。私のおすすめはスマホの地図です。Google Mapsキョリ測などにルート図を読み込み、自分の現在位置を確認しながらルートをたどるのが簡単です。五差路など複雑な交差点で曲がる方向を間違えてしまうこともよくあるのですが、スマホだとコースアウトにもすぐ気づくことができます。

ただ、スマホとにらめっこになりすぎるのもどうかという面もありますので、紙の地図を片手に走るにもそれはそれですごくいいと思います。

 

②順路が大事

効率よく、かつ描き残しせずに走れるよう、順路をあらかじめ決めてから走りましょう。トップの画像のように、メモを紙に書いて携帯すると役立ちます。

お絵かきランは一筆書きの宿命でどうしてもスイッチバックの部分がでてきますが、これをいかに少なくするかを順路を決めるときに意識してみてください。例えば、鬼の角のような部分ではループ状に走ると、折り返しを避けることができます。

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左の図のように、ループ状に走るほうが折り返しがなくストレスが少ない

また、目や鼻といった細かい部分を集中力がある前半に済ませてしまい、後半は輪郭など曲がり角の少ないルートを走るという順番にするのもコツ。そうすると気持ちよく走り切ることができます。

 

③忠実に、ただし柔軟に

ルート図をみながら走っている最中に、「ここで曲がったほうが丸みがつくんじゃないか」とか、「目を笑わせちゃおうかな」などと改良を加えたくなることがあるのですが、これはたいてい失敗します。局所的に見てよさげでも、全体のバランスからみるとマッチしないんですよね。妙な気は起こさないほうがいいいです。

一方、設計図に書いてあったルートが行ってみたら私有地で入れないとか、大きな道路で横断できないといったこともよくあります。こういう場合は無理せずに一本違うルートに迂回するとか、信号のあるところまでいって横断するといった手で柔軟に対応しましょう。ハプニングをネタにするくらいの余裕が肝心です。

 

④景色やモニュメントを楽しもう

ルートを正確にたどることばかり気をとられず、周りの景色や沿道の面白そうな物件を楽しんで走って下さい。お絵かきでもしなければ通ることがなかったであろう道を走るのが醍醐味のひとつ、新たな発見も多いと思います。

また、沿道の名所やスポットなどに立ち寄る際は、GPSの記録を一時停止して、自由に寄り道をしましょう。お絵かき再開の際はくれぐれも再起動を忘れずに!

 

GPSの記録を二重に

心配性の方はGPSウオッチと同時にスマホアプリも起動して走り、どちらかが万一途中で切れた際のバックアップにすることがおすすめです。私は7年以上前から愛用しているガーミン245のバッテリーがヘタレ気味なので、最近はそうしています。

なお、スマホアプリはRunGoを使って記録しています。このアプリは、走っている最中に軌跡の途中経過を表示できのるで、描き残しがないかをチェックすることができるすぐれものです。

 

⑥ナビ機能も

さらに、RunGoやガーミン945などには、読み込んだルートを曲がり角ごとに音声や矢印でナビする機能が付いています。これを使えば、地図をいちいちみなくてもナビに従って走ることもできるはずですが、私はやったことがありません。使いこなしている方がいたら教えていただきたいです。

 

以上、かなり細かい点まで挙げたので、適当に取捨選択して参考にして下さい。

間違えてしまってもかえって絵に味わいがでることもあるので、まあ、おおらかに考えてください。では、皆様のご健闘をお祈りします。