なくてはならないアプリ・キョリ測
お絵かきランをするのにすごく便利なアプリ、というか、私にとってなくてはならないのがマピオンのキョリ測です。
地図をタップすればルートが引ける機能があり、これで「絵」の設計をします。出来上がったルートは保存が可能。走るときは、これを呼び出して地図画面に表示。スマホを片手に現在位置や曲がるポイントを確認しながら走ります。
私は3年前から、ずっとこの方法でお絵かきランを作って走ってきました。もはやキョリ測なしではGPSアート活動ができません。動作が軽快でサクサク動き、有料機能も非常に安価。本来は距離を測定するためのアプリなんですが、GPSアート専用かと思えるほどの優れたアプリです。
お絵かきラン作りに興味のある方、コースを作ってみたいと思う方、まずはこのアプリを使ってみることをお勧めします。
これまで使ってきて便利と感じた点を3つあげます
①道沿い機能でサクサクと描画
地点と地点をタップする際、道沿い機能を使えば自動的に線を引いてくれます。これがとても便利。カーブの道もジグザクになった斜めのルートも、「すぅー」と線ができるので、ストレスを感じません。
また、引いた線を取り消したり引きなおしたりする操作もシンプルで軽快。STRAVAやRunGoなどのアプリにもルートビルダー機能がありますが、動作が重くてUndoなどもやりにくいのに比べると、キョリ測は非常に使いやすいです。
プレミアム機能はたったの370円、サブスクではなくて一回きり。これは絶対払うべきでしょう。
②スマホで完結
絵を作るときに紙の白地図に手描きでルートの下書きをする方法もありますが、私の場合はキョリ測の画面上でいきなり描き始めます。前述のように操作がやりやすいのに加えて、スマホなら隙間時間を使っていつでもどこでも気楽に作業ができるのが利点です。実際、通勤の電車のなかでプチプチと作ることが多いです。
また、私は走るときも紙の地図はほとんど使いません。キョリ測アプリの地図上には現在位置も表示されるので、自分の位置をたしかめながらルートをたどることができます。
私の場合はこのようにスマホに依存しているわけですが、もちろん紙の地図は味わいがあるし「これがなきゃ」という人も多いでしょうから、そこはお好みしだいだと思います。
③3種類のルート設計が可能
同じ地図上でタブを切り替えてA,B,Cと3種類のルートが引ける機能が備わっています。これが、絵の設計の際に非常に便利。いったん、おおまかな輪郭を作って保存。つぎにその下絵をたどりながら詳細な書き込みをしていくという方法が使えます。
複雑な絵はこうやって、何度も何度も描き重ねていくうちに、なんとかそれらしい形になっていくことがほとんど。キョリ測のこの機能なしには様々な作品は完成しなかったと思っています
いろいろほめちぎってしまいましたが、改善してほしい点もいくつかあります。保存したルートがGPXデータに書き出せないのがひとつ。ルート保存数が200に限られるのもちょっと不満。最大の欠点は、地図の範囲が日本国内に限られることでしょうか。旅行先で走ろうと外国でのルートを作ったことがありますが、キョリ測が使えずに大変苦労いたしました。
マピオン様にはぜひぜひ、機能拡充をお願いしたいところです。